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2005/11/16撮影 |
植田駅から7.2Kmと距離を置き存在するのが泉駅です。この駅から福島臨海鉄道という貨物専用の路線が小名浜までの間を結んでいます。かつては旅客も扱っていたのですが、昭和47(1972)年10月1日に廃止されています。泉駅から3Kmほど行った小名浜港沿いにはたくさんの工場があります。
駅のホームは2面3線を備えます。常磐線が福島県に入り最初の橋上駅舎は平成11(1999)年7月18日に使用が開始されています。駅前のロータリーはやや狭いですが、臨海工業地域へのアクセス駅として機能しているため、たくさんのタクシーが駅前に見られます。
駅名の泉は開業時の村名です。岩城郡泉村は昭和28(1953)年4月1日に単独で町制を施行、泉町となりました。その翌年の昭和29年3月31日には3町1村との合併により磐城市(いわきし)として市制施行、磐城市唯一の駅でしたが、昭和41(1966)年に5市4町5村の合併によりいわき市として新市制を施行し現在に至ります。読みだけを見れば長らくこの駅はいわき市の駅ということになります。
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