大桑村の北部に位置する須原駅周辺は古くは中山道の須原宿を抱えた町で、駅は歴史が古く、中央本線が延伸してきた明治42(1909)年に開業しています。
駅のホームは島式の1面2線です。この形態は明治よりある中央本線の駅の中では珍しい構造です。駅舎はこの辺りでは標準的な、切妻屋根と入り口部分に直角に施された庇を持つ木造駅舎です。国鉄時に無人化され、現在簡易委託により駅の業務が行われています。
昭和60(1985)年3月22日無人化。