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2005/04/01撮影 |
もともとこの駅は、南木曽~野尻間が9.2Kmの距離があり、十二兼信号場として昭和4(1929)年12月3日に開設されたところです。駅に昇格したのが戦後間もない昭和23(1945)年のことで当時は駅員配置駅でしたが、国鉄時の昭和59(1984)年に無人駅になっています。
駅のホームは脇を走る道路よりも高い築堤上にあります。ホームは相対式の2面2線で、道路から階段を数段上がったところ、ホームに沿うように待合室が建っています。有人時代の駅舎は撤去されており、新たに平成4(1992)年12月に待合室が新築されました。名古屋から続いてきた複線区間はこの駅で一旦途切れ、これより先倉本駅までは単線区間となります。
ホームより眼下には木曽川が見えます。この辺り特有の、河原に大きな岩が多数あるのが印象的です。
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