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2005/04/01撮影 |
駅名の由来となった元善光寺が駅から徒歩10分弱ほどの所にあります。本家長野善光寺の阿弥陀如来像が、難波の地より長野へ遷座される前にこの寺に安置された経緯を持つことから、本来の名称である座光如来寺よりも元善光寺で名が通っているお寺になっています。
駅のホームは2面3線で、駅名通り元善光寺の最寄り駅として機能しています。駅舎内では委託による駅業務が行われており、みどりの窓口も備えられています。また、この駅は飯田線内の中で貨物の取り扱いを最後まで行っていた駅でもあり、構内は貨物の引込み線などがあり貨物列車が常駐している姿も見られたのですが、平成8(1996)年9月30日に辰野~元善光寺間の貨物列車が全廃されこの駅も貨物取り扱いを廃止し、貨物の専用線もほとんど撤去されています。
駅開業時は下伊那郡座光寺村。駅名も座光寺を名乗っていた時期がありました。座光寺村は昭和31(1956)年9月30日に飯田市に取り込まれています。まだこの辺りは座光寺という名称を使用した施設があちこちで見られます。中央自動車道の座光寺パーキングエリアはこの地にあります。
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