|
2005/06/12撮影 |
隣の時又駅から1.4Km、トンネルを一つくぐり抜け駄科駅に着きます。東側300mほどのところに天竜川が流れていますが、時又~駄科間は鵞流峡(がりゅうきょう)といわれる渓谷があり、船下りの景勝地のひとつになっています。
駅ホームは片面ホーム1本のみ、無人駅です。もともとは相対式の2面2線で行き違いの出来る構造をしていたのですが、平成元(1989)年に片側が撤去されています。現在も向かい側にホームの跡が残っているのを目にすることが出来ます。平成11(1999)年建築の待合室が入り口部分に建っていますが、国鉄時は有人で木造の駅舎がありました。無人化後もそのまま使用されていましたが、平成10(1998)年に火災により消失してしまいました。JR東海の最近建てられた待合室は鉄筋コンクリート造が多いのですが、工事に急を要したのかここは鉄骨造、壁は恐らく軽鉄の下地にボード張り、屋根も金属の折板葺きと簡易な構造をしています。駅の目の前には食品の工場の敷地が広がっています。
駅開業時は下伊那郡竜丘村の駅でした。現在は飯田市の所属に変わっています。
|