|
2005/03/06撮影 |
この金野駅より飯田市に入ります。駅は泰阜村との境界付近にありますが、金野というのは泰阜村の地名で、駅から人家のある金野の集落は3Kmほど離れています。駅の周囲には人の住んでいる気配はなく、集落より離れた不便なところに駅があるために利用客もあまりいません。
駅のホームは1面1線の上下兼用で、駅ホーム上に小さな待合室があります。周辺は山々に囲まれた静かな佇まいで、駅近辺を流れる米川のせせらぎが良く響いています。駅前の空き地に、朽ちた自転車置き場がありより寂寥感漂う雰囲気となっています。
駅開業時は下伊那郡千代村の駅で、昭和39(1964)年に飯田市に編入されています。なお、この駅は飯田市の駅ですが、この駅から天竜峡や飯田の街中に通じている道路はありません。一旦、泰阜村側へ3Kmほど戻り県道1号線に出る必要があります。
|