有間川
ありまがわ
Arimagawa

2005/07/30撮影

名立～有間川間は営業キロで4.2Kmですが、その区間のほとんどを名立トンネル(3,601m)が占めています。浦本駅よりこの有間川駅の区間は昭和44(1969)年10月1日に複線電化、線路移設が完了しましたが、ほとんどトンネルを通る形で新たに線路が敷かれました。この区間は地すべりなどが頻繁に起こり、鉄道も影響を何度となく受けましたが、この新線開通によりその心配もほとんど無くなっています。

駅ホームは相対式の2面2線で、現在は無人駅になっています。戦後の開業で、開業時からの木造駅舎が現在も残されています。ホームは少し高いところに位置しており、日本海が良く見渡せます。

駅開業時は中頸城郡谷浜村で、駅名は谷浜村の地籍より名づけられました。同名の河川が駅東1Kmほどのところを流れています。谷浜村は昭和30(1955)年に直江津市に編入され消滅しています。その後昭和46(1971)年に高田市との合併により上越市として市制を施行し現在に至ります。

昭和45(1970)年4月13日無人化。