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2003/07/28撮影 |
裾野市の中心駅、裾野駅は明治22(1889)年に御殿場線が開業した当時からある歴史の古い駅です。開業時は佐野駅と称しましたが、これはこの辺りの村名でした。駿東郡佐野村は駅開業後すぐの明治22年10月に合併により小泉村へと変わっています。
その後、昭和27(1952)年に隣の泉村(元はこの村も小泉村の一部でした)との合併により裾野町になりました。なお、佐野駅が裾野駅に改称したのは町制施行よりもだいぶ前の大正4(1915)年で、その頃よりこの辺りは裾野と呼ばれていた事になります。町名は恐らく駅名から採ったものと思われますが、裾野市のホームページでも裾野の地名の由来ははっきりしないと書かれていました。因みに、裾野町はその後いくつかの村を編入し、昭和46(1971)年1月1日に市制を施行しています。裾野はもちろん富士山の裾野の意ですが、市域は富士山の三合目辺りまでに及んでいます。
駅のホームは島式の1面2線。特急列車の停車駅です。寄棟屋根から張り出した、車寄せの三角のガラス部分が印象的な駅舎です。
市役所は駅よりすぐ、徒歩5分ほどです。私は裾野というと富士サファリパークを思い出してしまいますが、この駅からはかなり遠くアクセスは御殿場駅からになります。御殿場の駅からバスで35分ほど掛かります。
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