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2006/05/27撮影 |
会津坂本駅を出た列車はすぐに河沼郡柳津町に入ります。柳津町には3つの駅があり、最初の駅がこの会津柳津駅です。柳津はかつて福満虚空蔵尊(ふくみつこくうぞうそん)圓蔵寺(えんぞうじ)の門前町として栄えたところで、昭和末期に掘り起こされた温泉(柳津温泉)と共に著名観光地となっています。会津柳津駅はその玄関駅となっていて、駅から徒歩15分ほどのところに温泉街が開けていて、その周辺が市街地化しています。町役場は温泉街を抜けたあたり、駅からだと1Km程のところになります。
駅は民営化後無人化しており、1面1線の行き違い不可の構造です。かつては相対式の駅だったのですが現在では規模が縮小されており、使われなくなったホームと途中で途切れたレールが残されています。駅舎の西側、かつての貨物ホーム跡に只見線で活躍した蒸気機関車、C11244形が展示されています。
開業時の河沼郡柳津村は昭和17(1942)年5月20日に単独で町制施行、柳津町となり現在に至ります。
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