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2006/01/25撮影 |
五泉市は人口60,000人足らずの市で、織物を主産業に持ち、特にニットの生産高の多さは全国的にも知られたところです。そんな五泉市の中心部に五泉駅があります。かつてはJRの他に蒲原鉄道がこの駅を起点に営業していましたが、同鉄道は平成11(1999)年10月3日に廃止され、現在は磐越西線のみがこの駅を発着します。
駅のホームは2面3線を備えています。かつては同一構内に蒲原鉄道のホームがありましたが、現在では線路とともに撤去されています。駅舎は昭和36(1961)年11月に建てられたコンクリート平屋(一部二階)建ての国鉄中規模駅の標準的ともいえる駅舎で、この駅が要所駅だったことを示唆しています。
駅開業時は中蒲原郡五泉町。昭和29(1954)年11月3日に川東村、橋田村、巣本村との合併により五泉市として市制を施行しています。平成18(2006)年1月1日には村松町と合併、その市域を広げています。
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