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2005/12/14撮影 |
白新線は新潟~新発田間の27.3Kmを結ぶ電化路線です。新潟~新崎間が複線区間、その先新発田までは単線区間になります。距離は短い路線ですが、新潟近郊の市街地を結ぶ路線で通勤、通学を主とした需要があり利用者も多いです。また、新潟発の羽越本線へ向かう列車はこの白新線を経由し、本来の羽越本線である新津~新発田間に比べその本数は段違いに多くなっています。
白新線最初の駅は東新潟駅です。この駅はもともとは昭和32(1957)10月1日に設置された、貨物の貨車の振り分けなど行う新潟操車場でした。翌年の昭和33年2月1日に、地元の要望によりこの操車場に新潟操車場前という臨時乗降場が設置されました。ホーム1本の簡素なつくりの乗降場でしたが、これが現在の東新潟駅の前身です。その後白新線輸送力強化に伴う路線の複線化が実施され、昭和53(1978)年10月2日に正駅に昇格。駅は操車場をはさんでそれぞれのホームがかなり離れた位置に設置される格好となりました。
その後昭和57(1982)年11月15日に新潟操車場は廃止となり、新潟貨物ターミナルと名称を変更、新たに貨物のヤードとして生まれ変わっています。そして、民営化後の平成元(1989)年12月25日に離れたホームの間に線路を設置、上下ホームは統合され相対式ホームの2面2線の駅へと変わり、駅員が配置されるようになりました。ホームから北側には貨物のヤードが広がり、たくさんの貨車が留置されているのを確認できます。
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