間島
まじま
Majima

2004/05/06撮影

村上駅を出て三面川（みおもてがわ）を渡り村上トンネルを抜けると、今までの田園風景から一変して日本海と断崖の景色が車窓に広がるようになります。この景色が羽越本線のハイライトで山形県、秋田県と日本海沿いを走り抜けます。村上駅からは営業キロで7.2Kmのところにこの間島駅があります。駅周囲には住宅が点在していて、日本海は駅西側すぐのところに開けています。

村上～間島間は複線区間となります。駅ホームは2面3線で、無人駅にしては立派な待合室が入り口部分に建てられています。かつて有人時に使用されていたものではなく、昭和の末期に新築された待合室です。

駅開業時の住所は岩船郡上海府村（かみかいふむら）といいました。間島の駅名はこの村の地籍より名付けられたものです。上海府村は昭和29(1954)年3月31日に村上町、山辺里村（さべりむら）などと合併、村上市として市制を施行しています。

昭和47(1972)年9月1日無人化。その後夏季限定で硬入の発売実績があります。