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2005/09/28撮影 |
飯山はかつて上杉謙信築城の飯山城の城下町として、また飯山街道の飯山宿としても栄えた町で、市街地にある飯山城址は公園となっており、その近辺には数多くのお寺が残り観光地として機能しています。そんな飯山市の中心部に飯山駅があります。市内観光の玄関口となっているのはもちろんの事、斑尾高原スキー場(駅よりバスで25分)、木島平スキー場(同20分)など市を囲むようにスキー場が点在していて、そのアクセス駅にもなっています。
駅ホームは島式の1面2線で行違い可能です。お寺の町飯山を象徴するかのように、ホーム上には七福の鐘と称される鐘が建立されています。また、木造駅舎も入り口の車寄せ部分に唐破風を見せるなど、寺社風の建物となっています。
飯山は下水内郡(しもみのちぐん)の中心地域で、かつては郡役所が置かれていました。駅開業時は下水内郡飯山町。昭和29(1954)年8月1日に同郡の秋津村、常盤村、柳原村、外様村との1町4村の合併により飯山市として市制を施行し現在に至ります。
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