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2006/05/27撮影 |
見附駅を出た電車は間もなく三条市へと入っていきます。三条市最初の駅になるのがこの帯織駅です。駅出口側は住宅街、逆側は水田が広がっているという県内おなじみの景色が展開されています。
かつては2面3線に側線も備える構造をしていましたが、現在では2面2線のみの使用となっています。国鉄時には駅員が配置されていましたが、現在では無人駅になってしまいました。平成4(1992)年12月に写真の小ぶりな駅舎に建て替えられています。
帯織とは変わった駅名ですが、開業時の村名から採用されています。南蒲原郡帯織村は明治34(1901)年11月1日に合併により大面村(おおもむら)に変わりました。昭和31(1956)年9月30日に福島村との合併により栄村となり、昭和56(1981)年10月1日に町制を施行し栄町となりました。少し市街地からは離れていましたが栄町唯一の駅として機能していました。しかし、平成17(2005)年5月1日に三条市に編入され栄町は消滅しています。
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