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2005/07/30撮影 |
国鉄が民営化をしJRが発足、同時に大糸線は2つの会社が所有することになりました。その境界駅がこの南小谷駅です。この南小谷までがJR東日本の所有ということになりますが、実際の会社境界は駅より少し糸魚川に寄ったところにあります。観光路線色の強い大糸線の実質的な終着駅といったところで、新宿発の特急列車はこの駅まで足を伸ばすものがあります。ここより先、糸魚川までのJR西日本の区間は列車の本数が相当減少します。
駅のホームは2面3線を備えます。鉄筋コンクリート造の駅舎は白馬大池駅と同じく、信濃森上~南小谷間が電化された昭和42(1967)年12月20日に新しく建て替えられたものです。駅の目の前を姫川が流れていて、高台にある駅前ロータリーからの眺めが素晴らしいです。
駅の西方に広がる、白馬コルチナ国際スキー場、白馬乗鞍スキー場のアクセス駅となっていて、駅前よりバスが連絡しています。また、小谷村役場はこの駅が最寄りで徒歩15分ほどの所に位置しています。駅開業時の住所は北安曇郡南小谷村。南小谷村は昭和33(1958)年4月1日に同郡の北小谷村、中土村との合併により小谷村に変わっています。
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