信濃松川駅を出た電車は、やがて市町境を越えて大町市に入ってきます。大町市最初の駅は安曇沓掛駅です。ホーム1本、線路1本の構造をした無人駅で、周囲は水田と住宅が入り混じった風景が展開されています。
開業時は駅名を常盤沓掛と称しましたが、当時の住所である北安曇郡常盤村から名付けられたものです。改称時に村名ではなく村内の地域名が駅名となり現在に至っています。常盤村は昭和29(1954)年7月1日に大町市に編入されています。
開業以来無人駅。入場券はありません。