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2004/03/31撮影 |
吾妻線、最初の温泉場の最寄駅である小野上温泉駅は、JR化後に開業した新駅。隣の小野上駅とはわずか1.8kmしか離れていませんが、駅前にある小野上温泉センター(塩川鉱泉)へのアクセス駅として開業しました。駅のホームは狭く、行き違い設備のないホーム一本の構造をしています。
この小野上温泉は、上州の他の温泉と違い駅前すぐの場所にあり、車でも渋川から20分程と、その利便性から日帰りのできる温泉を売りに、客を集めることに成功したとか。現在は数も安定していますが、温泉が涌き出て温泉センターの営業を開始した昭和57(1982)年頃には、その筋の視察団が絶えず訪れていたと言うことです。
平成18(2006)年2月20日の合併により渋川市は市域を広げ、この小野上温泉駅までが吾妻線では渋川市の所属ということになります。
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