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2004/04/21撮影 |
佐久市内にあるいくつかの市街地の中のひとつがここ岩村田駅の周辺にあります。駅の周辺には佐久消防署や税務署、裁判所などの公共施設や、中学校・高等学校などの学校群があります。岩村田はもともと城下町(岩村田城、大井城)として、あるいは中山道の宿場町として古くから栄えた町で、現在でも古くからの街並みがあちこちで見られます。
駅のホームは行違い可能の2面2線。もともとは2面3線の設備だったのですが、現在線路が1本撤去されています。開業以来の木造駅舎内にはみどりの窓口も備わっています。平成9(1997)年に開業した北陸新幹線との接続駅である佐久平駅はこの駅からは指呼の間にあり、ゆっくり歩いても10分ほどで行き着くことが出来ます。
駅開業時の住所は北佐久郡岩村田町。岩村田町は北佐久郡の郡役所が置かれた北佐久郡の中心的な町でした。昭和29(1954)年12月20日、同郡の平根村、中佐都村、高瀬村との合併により浅間町として町制を施行し岩村田町は消滅しました。その後、昭和36(1961)年4月1日に北佐久郡浅間町・東村、南佐久郡中込町・野沢町の3町1村の合併により佐久市となり現在に至っています。
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