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2009/10/30撮影 |
竹岡駅は蘇我から下ってきて初めての駅員無配置の駅になります。ホームは相対式で、駅の出口は海側の上り方のホームにあります。反対の下り方のホームは崖にへばりつくように配置されていて、房総の険しい地形の一端を垣間見ることが出来ます。大正15(1926)年6月16日仮停車場として開業しており、正駅に昇格したのは4年後の昭和5(1930)年になります。
無人化後も独特な屋根形状の木造駅舎が残されていましたが、平成19(2007)年2月に写真の待合室に建替えられています。竹岡海水浴場は駅から500mほどのところにあり、駅東側の山の上には竹岡ゴルフ倶楽部の敷地が広がっています。
駅開業時の住所は君津郡竹岡村。駅名は村名によるものです。昭和30(1955)年に合併により天羽町となりました。天羽町は昭和46(1971)年4月に富津町となり同年9月1日に市制を施行しています。
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