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2004/08/16撮影 |
君津駅は内房線内では唯一の君津市内にある駅です。君津市内にあるJRの駅は久留里線の駅がありますが、終点の上総亀山駅などは直線距離でも20Km以上離れています。君津駅は市の中心部に位置しており、周囲は住宅街で、市役所は徒歩5分ほどのところにあります。また、君津といえば新日鉄の工場が思い浮かびますが、駅から北に2Kmほどの海沿いの広大な敷地に、新日鉄君津製作所の工場群が建築されています。
内房線の複線区間は蘇我駅からこの君津駅までで、ここより先安房鴨川駅までは単線区間になります。東京や千葉への通勤電車の区間は一応この駅までで本数も多め。逆に単線区間は1時間に1本程度の運行形態となります。
開業時の周西の駅名は、当時のこの辺りの村名でした(君津郡周西村)。戦前の昭和18(1943)年に合併によって君津町になっており、その後いくつかの町村と合併をし、昭和46(1971)年9月1日に君津市として市制を施行しています。なお周西の周の字はこの辺りの君津郡の前の郡名である周准(すす)郡(または周淮(すえ)郡と呼称される場合もあり)の事を指します。(1897年に消滅し君津郡が誕生しています)
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