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2003/11/19撮影 |
浅野を出た電車は、左手に運河(旭運河)を見つつ進行します。運河沿いに約1kmのところに新芝浦駅があります。この新芝浦駅の先からは東芝の京浜事業所の敷地内になっており、駅舎の前には東芝のゲートがあり、入場チェックが行われます。東芝に関係の無い者はここから先へ進む事は出来ません。しかし、例外が存在し、ここより次の駅である海芝浦駅までは電車に乗って行くことが出来(線路も東芝の敷地内です)ます。ただし、海芝浦では降りる事はできません。
現在の東芝は、昭和59(1984)年に東芝に改称されるまでは東京芝浦電気という社名でした。文字通り東京の芝浦(港区)に興った会社で、この駅周辺を新しい芝浦にするという意気込みが駅名に込められてるように思います。完全な企業にまつわった駅名ですね。この駅開業時は、東京芝浦電気は芝浦製作所という名称でした。芝浦製作所がこの場所に居を構えたのが大正14(1925)年のこと。その7年後に浅野~新芝浦が開業し、新芝浦駅は東芝と歩みを共にし現在に至ります。
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