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2003/08/05撮影 |
国府津~根府川間は営業キロで約13kmあります。周りの町村を次々に編入していった小田原市は、面積も広がり(約114k㎡)、神奈川県の都市の中では政令指定都市の横浜市、川崎市に次いで第3位を誇ります。国府津から始まった小田原市の駅は、この根府川で最後になります。標高45mの駅からは相模湾が一望でき、駅からの見晴らしは東海道本線中でNo.1だと個人的に思います。
両隣の駅と開業日が一緒ですが、この駅は他の2駅と違いホームを2面持ち、3線を使用しています(他は1面2線)。また、中線も備え列車が退避できる様になっています。退避といえば、正月に『初日の出号』と称する臨時列車が、この駅で初日の出が昇ってくるのを待ちます。電車の中だけではなく、割と広い駅構内の海寄りには、たくさんの人が御来光を今か今かと待っている光景を目にする事が出来ます。丁度その時にこの駅に到着した事があるのですが(初日の出号としゃれこみたいところですが私のは普通電車)、いやはや見事な初日の出を拝む事ができました。
東海道本線を下って来て初めての無人駅になります。
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