|
2004/01/02撮影 |
弁天島駅を出て、浜名湖上を走り抜け渡りきったところに新居町駅があります。新居は東海道の宿場町で、浜名湖の船着場及び関所が置かれた町です。この新居の関所は今でもその姿を留めている日本に現存する唯一のもので、隣接して新居関所資料館が置かれています。新居町の駅からは西へ徒歩10分ほどで行くことが出来ます。
駅のホームは2面3線を備えます。出口は駅舎に付随する南口のほかに、北側にもあります。この出口は競艇場口と呼ばれ、浜名湖岸の浜名湖競艇場へのアクセス出口となっていて、特にレースが開催される日には混雑します。在来線の北側に新幹線が走っており、その線路を越えるように跨線橋が渡されていて、競艇場口までは少々の距離があります。
駅名の新居町は開業時の町名です。開業時より長い間、新居町唯一の駅として機能していましたが、平成22(2010)年3月23日に湖西市に編入され新居町は消滅しました。なお、新居町は浜名郡最後の自治体でもあり、この合併により浜名郡も消滅しています。
|