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2004/01/01撮影 |
清水駅の旧称は江尻。江尻は東海道18番目の宿場町で、ここ清水駅の周辺に宿場が展開されていました。開業時の住所も庵原郡江尻町。江尻町は大正13(1924)年1月に合併により安倍郡入江町となり、その年の2月11日に入江町、清水町、不二見村、三保村の2町2村の合併により清水市として市制を施行しています。
侠客・清水の次郎長、サッカーJリーグの清水エスパルス、漫画のちびまる子ちゃんなどで名の知れた清水市でしたが、平成15(2003)年4月1日に静岡市との合併により静岡市へと変わり清水市は消滅しました。その後、平成17(2005)年4月1日に静岡市が政令指定都市となり、旧清水市の市域はほとんどが清水区へと変わり現在に至ります。
駅ホームは島式の1面2線。橋上駅舎は平成15(2003)年6月に新築されました。国鉄時には清水港線が分岐。清水港線は貨物が主な取り扱いで、旅客は貨物車と客車との混合列車が1日1往復のみという国鉄時には異色の路線でした。この清水港線の貨物駅業に関連して、清水駅も何本もの貨物側線を持つ広い構内の駅でしたが、現在ではほとんどが撤去されています。
清水区役所は駅の南1Km弱。区役所の近くには静岡鉄道の新清水駅があります。
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