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2004/01/01撮影 |
東海道本線の駅は、街道であった東海道の宿場町の地名がそのまま駅名として付いていることが多いのですが、ここ由比駅も同様で、由比は東海道16番目の宿場町として栄えました。線路は隣の蒲原駅近辺より海沿いを走り、この駅も正面に海が広がっています。線路と海との間には、国道1号、並びに東名高速道路が走っており、東海道の主要3路線が並走しています。
出口は海と反対側の北側にあります。出口を出ると由比町の代表的な産物である海の幸のPRが所々に見られます。眼前に広がる駿河湾は桜えびの漁獲高の高いところで、それに関する記述も見られます。駅ホームは3面4線とやや変則的で、駅舎に付随する1番線と、島式の2・3番線、さらにもう一面の片側を使用した4番線があります。駅舎は鉄筋コンクリート造の1階建て地平駅舎。昭和54(1979)年の建築です。
駅開業時は庵原郡由比町に属する駅で町唯一の駅でしたが、平成20(2008)年11月1日に合併により由比町は消滅し、現在は静岡市の所属に変わっています。
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