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2006/08/18撮影 |
小牛田駅一駅だけ美里町を経由し、この田尻駅は再度大崎市に入ります。このあたりは市町境が複雑に入り組み、次駅の瀬峰駅は栗原市の市域になります。もともとは鹿島台駅から一行政区一駅(鹿島台駅→鹿島台町・松山町駅→松山町・小牛田駅→小牛田町・田尻駅→田尻町・瀬峰駅→瀬峰町…)が続いていたものですが、先の市町村合併により複雑に行政区が変わっています。駅は旧田尻町唯一の駅で、駅を中心に街が開けています。
駅ホームは2面3線を備えます。駅舎はこの付近では普通に見られる鉄筋コンクリート造平屋建てで、昭和38(1963)年3月の完成です。松山町、田尻、そして瀬峰と同じような駅舎ですが、建築も同時期のものです。何かコンセプトがあっての駅舎新設だとは思いますが、それらしき記録などは見つかりませんでした。
駅開業時はすでに遠田郡田尻町と町制が施行されていました。平成18(2006)年3月31日に1市6町の合併により大崎市が誕生、田尻町は消滅しています。
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