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2006/01/10撮影 |
白石はかつて城下町として栄え、奥州街道の宿場町でもありました。現在では、東北新幹線、東北自動車道など幹線が通り、商工業が盛んな県南部の主要都市のひとつです。その白石の中心部に白石駅があります。新幹線の白石蔵王駅は白石駅からは少し離れていて、南東に約1Kmほどの所に位置しています。市役所は駅西へ500mほどのところにあり、市役所の脇には平成7(1995)年に復元された白石城があります。
白石駅は仙台近郊列車の南端にあたり、仙台からの下り列車はこの駅で多数折返し運転を行います。ホームは2面3線の構造をしていて、そのほかに何本かの側線があり駅構内は広めです。一部2階建ての鉄筋コンクリート造の駅舎は、昭和34(1959)年に建てられた古いもので年季が入ってますが、県南部を代表する市の駅に相応しいものだと個人的に思っています。
駅開業時は刈田郡白石本郷村。明治22(1889)年の町村制施行時に白石町となりました。昭和29(1954)年に越河村、斎川村、白川村、大鷹沢村、福岡村、大平村と合併を行い白石市として市制を施行しました。
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