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2005/10/11撮影 |
日和田駅を出た下り電車は、やがて阿武隈川の支流である五百川を渡り本宮市に入ります。本宮市は東北本線の駅を2駅抱えています。その最初の駅は河川と同名の五百川駅です。周囲は田園地帯が広がりますが、駅の南西に巨大なアサヒビール福島工場が居を構えています(昭和54年3月竣功)。
駅ホームは相対式の2面2線を備え、日和田駅に似た簡易な待合室が入り口部分に建てられています。もともとは信号所として大正10(1921)年4月5日に開設され、昭和23(1948)年に正駅に昇格しました。国鉄末期の昭和59年に無人化しており、現在もその状態が続いています。
駅開業時の住所は安達郡荒井村。昭和29(1954)年3月31日に本宮町他2村との合併により本宮町となり、荒井村は消滅しています。平成19(2007)年1月1日、本宮町は合併により本宮市として市制を施行、現在に至ります。
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