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2004/01/13撮影 |
埼玉県の北端にある栗橋駅は東武鉄道の日光線との乗換駅。東北本線では、埼玉県最後の駅になります。近年、駅の大規模改築工事を行っており、西口の東武側の入り口と、東西を結ぶ自由通路及び橋上の駅舎が平成12(2000)年に、東口のJR側の入り口(写真)は平成13年にそれぞれ完成しています。平成18(2006)年3月18日のダイヤ改正時よりJRと東武鉄道の相互乗り入れが開始され、新宿・池袋方面よりこの栗橋駅を経由(乗務員交代の停車のみ 客の乗降取扱いは無し)、東武日光・鬼怒川温泉へと向かう特急電車が設定されています。
ホームはJRが2面3線、同一構内の東武鉄道が島式の1面2線の構造をしています。橋上駅舎内には童謡のふるさとと謳って、さまざまなPRのポスターが飾られていますが、これはこの栗橋町のお隣、大利根町出身の下總皖一(しもふさかんいち)氏にまつわるもの。氏は、『たなばたさま』『花火』『野菊』などの作曲者で知られています。
明治18(1885)年開業時の北葛飾郡栗橋宿が明治22年4月1日の町村制施行により栗橋町として町制を施行。栗橋町は栗橋駅と共に長い歴史を歩み続けてきましたが、平成22(2010)年3月23日に合併により久喜市となり、その長い歴史に幕をおろしました。
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