土呂
とろ
Toro

2003/12/10撮影

大宮を出た電車は、しばらく東武鉄道と並んで走ります。東に大宮公園が見えた辺りで東武と離れ、やがてこの土呂駅に到着します。宅地化の波が東北本線の大宮以北にも広がり、大宮～東大宮間が約5km離れていたこともあり、沿線住民などの要望により、昭和58(1983)年に開業しました。駅周辺は住宅街が形成されています。

駅の西側1kmほどのところに、富士重工の大宮工場の敷地があったのですが、同工場は平成10(1998)年4月に規模縮小、移転されています。跡地は再開発の最中で、一部にはアパートなどが建っています。また、土地の一角にさいたま市の北区役所が建てられています。土呂駅は区役所の最寄で、徒歩10分程で行くことが出来ます。

駅舎は鮮やかに、白地にオレンジを基調にしたデザイン。色彩にオレンジ色を使っている駅舎は関東では珍しく、個人的には一番目立つ色ではないかな、と思っています。東海道本線の興津駅なんかもオレンジです。やはり目立ちますね。

常備硬入なし。開業以来軟券です。