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2004/08/27撮影 |
この勝浦駅より勝浦市に入ります。駅は市の東端に位置していますが、勝浦市の中心部はこの勝浦駅周辺にあります。勝浦市の市制施行は昭和33(1958)年10月1日で、漁港や海水浴場の町として発展しました。現在でもたくさんの海水浴場を抱え、旅館やホテルなども駅周辺に展開されていて、シーズンには観光客や海水浴客で賑わいを見せます。
土気駅を出て以来、長らく地平駅舎が続いていましたが、この勝浦駅は久しぶりの橋上駅舎を備えた駅になります。改築は昭和57(1982)年と、この辺りではいち早く近代的な駅舎に生まれ変わっています。また、その頃は駅ホームは島式の1面2線でしたが、平成7(1995)年の御宿~勝浦の複線化に伴いホームが増設され、現在は2面3線の構造をしています。この勝浦で折り返す電車が相当数あり、この先の下り方は本数が減ります。
勝浦市役所は駅より徒歩15分ほど。南へ3Kmほど行った所には八幡岬(はちまんみさき)があります。かつて、ここに勝浦城がありました。現在、城址は公園(八幡岬公園)になっています。
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