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2004/09/15撮影 |
八日市場駅が属する匝瑳市(そうさし)は、平成18(2006)年1月23日に八日市場市と匝瑳郡野栄町(のさかまち)の1市1町の合併により誕生した市です。駅は旧八日市場市の中心部に位置しており、市名の変わった現在でもその役割は変わっていません。匝瑳市の中心駅として機能しており、匝瑳市役所はこの駅から1.5Kmほどの所に位置しています。
ホームは相対式の2面2線で写真の木造駅舎を備えます。駅前のロータリーは、特に朝はたくさんの送迎の車で混雑します。
駅開業時は匝瑳郡福岡町という住所でした。福岡町は大正4(1915)年12月8日に駅名と同じ八日市場町に改称し、昭和29(1954)年3月に周辺の9村と合併して町域を広げ、同年の7月1日に市制を布きました。八日市場は匝瑳郡地域の中心的な存在で、合併による名称に郡名である匝瑳の地名を用いたのは実に合理的です。なお、匝瑳郡に最後に残った光町は平成18(2006)年3月に合併により山武郡横芝光町となり、匝瑳郡は消滅しています。
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