|
2004/09/15撮影 |
山武市最後の駅になる松尾駅は相対式ホームを有する駅で、現在では減りつつある総武本線では標準的だった入母屋屋根の木造駅舎が健在です。成東から下り方は電車の本数も減りますが、通勤時には結構な利用客があります。駅から500mほどのところに松尾台工業団地があり多くの工場が点在しています。
駅名の松尾は開業時の村名です。山武郡松尾村は駅開業の年、明治31(1898)年8月31日に松尾町として単独に町制を施行しています。松尾町と共に歴史を歩んできた松尾駅は同町唯一の駅でしたが、平成18(2006)年3月27日に合併により山武市として市制を施行し、現在は同市の駅となっています。因みに山武市にはJRの駅が3つ存在します。
|