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2004/09/08撮影 |
八街市は平成4(1992)年4月1日に八街町がそのまま市に昇格する形で市制を施行しました。農産物を中心とした産業を抱えた町で、とくに八街の落花生といえば全国的にもその名が知られています。
その八街市の中心部に八街駅があります。平成16(2004)年4月1日より使用開始された南北を結ぶ通路、並びに橋上駅舎が聳えています。駅ホームは2面3線を備え、特急電車の停車駅にもなっています。
旧下総国、現在の北総といわれる地域は、明治初期の頃に東京からの入植者によって開墾されました。そのような経緯から別名東京新田などとも呼ばれ、13の集落にそれぞれ開墾した順に数字をつけた地名が付けられました。この八街はその東京新田8番目の開墾地で、地名はそれに由来するものです。初富・二和・三咲・豊四季・五香・六実・七栄・八街・九美上・十倉・十余一・十余二・十余三と13の開墾地は現在でも千葉県北部に地名として残っています。
八街市役所は駅の北側、徒歩5分かかりません。橋上化前は駅の出口とは逆側に位置していましたが、現在では北口の出口も出来て、市役所もぐっと駅から近くなりました。
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