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2004/11/07撮影 |
物井駅を出るとすぐに佐倉市に入ります。江戸時代は佐倉藩の城下町として栄えた佐倉市は、昭和29(1954)年3月31日に2町4村の合併により市制を布きました。佐倉市の市域は広いのですが、JRの駅はこの佐倉駅が唯一となります。市の北部に京成電鉄が通っており、同名の駅である京成佐倉駅がこの駅より北に2Kmほどのところに存在します。佐倉市の中心部はどちらかというとこの京成佐倉駅周辺に展開されており、もともとの佐倉城(現在は佐倉城址公園)や佐倉市役所は京成佐倉駅が最寄りとなっています。
京成佐倉駅周辺に比べると幾分地味な感じはありますが、それでも千葉駅に直接通ずる路線という事もあって乗降客は割りと多めです。昭和60(1985)年12月に新築された橋上駅舎を持ち、駅ホームは2面4線を備え、この駅より成田線が分岐します。総武本線の複線区間はこの駅までで、これより先は短線となります。成田線の方はこの先成田駅までが複線区間となります。下り方は総武本線、成田線それぞれの電車が交互に発車していくようなダイヤが組まれています。(上り方も同様ですが、行き先がほとんど千葉行きで同じなため路線を意識することはありません。)
私は佐倉市内の京成臼井駅近辺に約1年間勤めていたことがあります。臼井駅周辺も宅地化がかなり進んでいますが、その他の佐倉市内の京成電鉄の駅周辺も住宅街が増え駅利用者も多いです。やはり市内の鉄道利用の主流は京成電鉄ですね。
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