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2004/11/07撮影 |
都賀駅を出た電車は千葉市を離れ四街道市へと入ってきます。四街道市は昭和56(1981)年4月に市制を施行した市ですが、その中心部にあるのがこの四街道駅です。総武本線はもともとは総武鉄道という私鉄で、開業は明治27(1894)年。その開業時からある歴史の古い駅です。駅を中心に周囲に住宅街が広がっており、駅利用者も多いです。
駅舎の橋上化は昭和56年と早く、この辺りの宅地化の進行具合を想像させます。駅ホームは2面3線で待避線を備えた構造をしています。なお、ホームは1番線からではなく0番線から割り振られていますが、この形式は珍しく、県内で旅客ホームの0番線があるのはここと成東駅のみとなっています。
市役所は駅北へ徒歩10分足らずです。駅の西側500mほどのところに『四街道』の名前の由来ともなった四街道交差点があります。その昔、4つの街道が交差したということから四街道と呼ばれ、それが町の名の由来ともなりました。現在、交差点付近に4つの街道の名が刻まれた石碑が建てられています。(成田山道、登宇がね・馬渡道、千葉町道、東京・船橋道)
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