明科
あかしな
Akashina

2005/09/28撮影

山越えを控えた麓の駅、そんな風情のある明科駅は篠ノ井線の要所駅のひとつ。駅ホームは2面3線を備えた直営駅で、一部の特急電車の停車駅になっています。旧明科町の中心部に位置し、松本のベッドタウン的な存在で乗降客数も多めです。ここから終点篠ノ井駅までは全て単線区間となります。この駅を出た下り電車は、間もなく険しい山越えの区間に入っていきます。

駅開業時の住所は東筑摩郡東川手村（ひがしかわてむら）。昭和30(1955)年1月15日に同郡中川手村、上川手村の一部の3村との合併により東筑摩郡明科町として町制を施行しました。その後明科町は、平成17(2005)年10月1日、南安曇郡豊科町、穂高町、三郷村、堀金村との2町3村の合併により安曇野市として市制を施行し現在に至ります。駅は旧明科町の役場がすぐの所にありましたが、現在は市役所の支所になっています。因みに安曇野市役所は大糸線の豊科駅最寄りに置かれています。

民営化後も硬入あり。