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2006/08/18撮影 |
陸前落合駅付近から広瀬川の南を走る仙山線ですが、陸前白沢駅を出てしばらくするとその広瀬川を渡ります。渡ってしばらくすると熊ヶ根駅に到着します。駅は国道に面して存在し、駅前広場も大きく取られていますが、現在は無人駅と化し利用客もあまり多くはありません。
ホーム1本、線路1本の単純な構造をしています。かつて相対式ホームだった頃の名残の向こう側のホームが現在も残されています。入り口部分の待合室(写真)は結構しっかりした造りとなっていて、壁にガラスブロックが施されているのが特徴的です。かなり古いタイプの簡易型駅舎といった感じがしますが、昭和58(1983)年に建築とのことです。
駅開業時は宮城郡広瀬村。熊ヶ根は同村の地籍より名づけられました。広瀬村は昭和30(1955)年合併により消滅、宮城町となりました。現在は仙台市の市域に含まれています。
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