|
2004/02/04撮影 |
南越谷を出てしばらくすると、電車は中川にさしかかります。中川を渡ったすぐの所にあるのが吉川駅。吉川市は平成8(1996)年4月1日に市制を布いた街で(旧北葛飾郡吉川町)、この吉川駅は吉川市に唯一存在する鉄道の駅になっています。
もともと貨物線として開業した武蔵野線を象徴するかの施設が、この吉川駅と2つ先の三郷駅の間に広がっていました。武蔵野操車場といい、貨物列車などを振り分ける重要な施設でしたが、貨物輸送衰退に伴い、昭和59(1984)年2月1日に操車場は廃止され、広大な敷地が残りました。跡地は現在、開発の真最中です。なお、この駅は相対式のホームなのですが、線路同士の間隔がやけに広いです。これは、操車場があったことに起因するものです。
吉川市役所は北へ徒歩20分ほどです。
|