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2003/08/20撮影 |
武蔵野線の各駅に付けられた駅名は単純なもので、既存の地名に東西南北や新といった語を頭に載せたものがほとんどでした。この新座は『新』が頭に付いていますが、前述のような理由ではなく、もとから地名に新の字が付いています。ただ、この辺りの地理に疎い人は、ずらっと並んだ武蔵野線の駅名を見た場合、『にいざ』とはまず読まないでしょうね。
東所沢を出た電車は、再度柳瀬川を渡り、一瞬東京都(清瀬市)に入りますが、すぐにまた埼玉県に戻ります。その、都県境の近辺に、たくさんのコンテナ車が留置されている場所があります。これは、新座貨物ターミナル駅で、もともと貨物線として計画された武蔵野線らしい光景を目にすることが出来ます。新座の駅は、この貨物のヤードが終わったところに存在し、貨物列車の出入りが出来る構造になっています。
駅は相対式の高架ホーム。新座市役所は駅からは少し遠く、徒歩15分以上かかります。新座市内には鉄道の駅はこの駅だけかと思いきや、地図を見渡すと、東武鉄道の志木駅がかろうじて新座市内にあるのを確認できます。
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