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2003/08/20撮影 |
隣の東秋津を出た電車は、すぐに都県境を越えます。柳瀬川という小さな川を渡ると埼玉県に入り、初めての駅、東所沢に到着します。駅の構造は、武蔵野線内では良く見かける、半地下の構造(地面をくりぬいてホームが設置されている構造)をしており、ホームから階段を上がって地上の出口に通じています。駅舎は橋上駅舎であり、地上駅舎でもあります。
駅名の通り、この駅は所沢市の東に位置しています。所沢市の市街地は、この駅より西へ3km強行った所にある、西武鉄道の所沢駅近辺にあります。所沢市は面積が大きく、市内に新宿線・池袋線・狭山線といった西武鉄道の線路が多数敷かれており、市内西のはずれ(市街地より西へ5km以上、東所沢駅からは10kmほど離れていますが)には、西武遊園地や西武園競輪、西武ライオンズ球場などの施設もあります。所沢は、まさしく西武の地盤といった土地柄になっています。
駅の北側500mほどのところに、本線から分岐してたくさんの側線が敷かれた場所がありますが、これは東所沢電車区で、武蔵野線内で使用される電車が留置されています。
武蔵野線開業に伴い、周辺の人口が急増し、数多くのマンションが駅周辺に建ち並んでいます。
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