|
2004/01/11撮影 |
この宍戸駅も笠間市の所属。ホーム1本のみの駅で、簡易な駅舎からホームまで少し距離があり、長いスロープが駅舎とホームとをつないでいます。駅舎では委託により切符が販売されています。
宍戸という地名は、もともとこの辺り一帯を統治していた宍戸氏に由来しています。駅開業時は西茨城郡太田町村という自治体で、駅開業から3ヵ月後に新町村制が施行され、周囲の8村と共に西茨城郡宍戸町として町制を施行しています。それに合わせるように開業時の太田町という駅名は宍戸町となった1ヵ月後、開業から4ヶ月後に町名と同じ宍戸に改称しています。昭和30(1955)年1月にはその他2村との合併により友部町が誕生し、宍戸町の自治体は消滅しました。平成18(2006)年3月19日には合併により友部町も消滅、現在笠間市の所属に変わっています。
下り列車に乗ると、程無くして常磐線の線路が見えてきて、わずか1.7Kmで終点の友部駅に到着します。
|