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2003/08/05撮影 |
身延線は富士駅から甲府駅までを結ぶ88.4Kmの電化路線です。富士駅から富士宮駅までの間は複線区間で本数も多め。その先の甲府までは単線区間となり本数が減ります。途中、身延や下部などの観光地を抱え、観光路線としても機能しています。
身延線、最初の駅は柚木駅です。東海道本線の東京方面からスイッチバックすることなく身延線へ直通できるように昭和44(1969)年9月28日に富士~竪堀間はルート変更が行われました。その時、旧ルートにあった本市場駅が移転という形でこちらに移動してきました。同時に名称も柚木駅と改称しています。なお、旧ルートにあった本市場駅は現在の駅の位置より東へ1.5Kmほど離れていました。移転というよりは新駅開業という表現の方が適切な感じがします。なお、富士~柚木の営業キロは1.5Km、富士~(旧)本市場間は1.3Kmと200mほどキロ数が延びました。因みに次の竪堀までは柚木からは1.3Km、本市場からは1.2Kmとこれまた距離が伸びています。
駅ホームは高架の相対式2面2線。ルート変更後は高架線となり同時に複線化もされています。移転当初は駅員が配置されていましたが、早々に無人駅と化し、高架下の駅舎の窓口はシャッターで閉ざされています。
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