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2003/08/05撮影 |
旧塩山市は昭和29(1954)年4月の市制施行ですが、もともと駅開業時はこの辺りは東山梨郡七里村という地名でした。駅名は開業時より塩山ですが、地名の方は七里村が塩山町になったのが昭和3(1928)年で駅名の方が古いです。地名(駅名)の由来は駅北約1Kmほどにある標高552mの塩山(しおのやま)から来ています。平成17(2005)年11月1日、東山梨郡勝沼町、大和村との1市1町1村の合併により甲州市が誕生し、昭和の初期からあった塩山の名を付けた自治体名は消滅しました。住所の市名の後に塩山と付いているところが旧塩山市の市域を表しています。
駅ホームは2面3線を備え、特急電車の停車駅にもなっています。また、普通列車もこの駅始発が数多く設定されており(甲府方面)要所駅のひとつになっています。駅舎は橋上にあり駅の南北をつないでいます。橋上駅舎化は昭和61(1986)年9月に行われました。
駅は大菩薩峠や西沢渓谷などの玄関駅としても機能しています。それぞれ麓までバスが連絡しており、ハイカーたちで休日の朝などは駅も賑わいます。私も中学生になりたての頃、小学校の担任に連れられてこの駅を利用し西沢渓谷に山歩きに行ったのを思い出します。
甲州市役所の最寄り駅。徒歩5分ほどです。
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