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2004/03/31撮影 |
津久田駅も隣の敷島駅と同様、平成18(2006)年2月20日に合併により勢多郡赤城村の所属から渋川市の所属へと変わっています。もともとは敷島~岩本間の距離が約9kmと長かったことから、信号場として開業(昭和18{1943}年10月1日)していて、その後昭和23年に駅に昇格しています。開設当初は約800人ほどいたという乗降客も、車社会の波に勝てず、徐々にその数を減らし、平成12(2000)年には200人を割っています。そんな経緯で国鉄の合理化政策の標的となり、線内の湯檜曽や北堀之内が無人化した翌年の昭和46(1971)年に無人化しています。
駅の位置は上毛三山のひとつ、赤城山の西方の麓にあたり、頂上まで2時間半で歩いていけるといいます。昔はこの駅は赤城山への登山者で賑わったといいますが、赤城山南側に県道が出来て車で行けるようになり、その数も減ったとのこと。ただし、現在でも一部の人たちはこの津久田駅から赤城山山頂を目指します。
開業時の住所は勢多郡敷島村。昭和31(1956)年9月1日に横野村との合併により赤城村となりました。現在は渋川市の所属へと変わっています。
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