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2006/04/29撮影 |
相馬駅を出た下り電車はまもなく、相馬郡新地町に入ります。新地町に入ってすぐ、相馬市との境にほど近い場所にあるのがこの駒ヶ嶺駅です。国道6号線からそれほど離れていませんが、駅周囲には田畑が広がっています。ただ、駅前に新築の工事中の住宅がちらほら見えたのが印象に残っています。
駅ホームは相対式の2面2線です。入り口部分に簡易な待合室が建てられています。駅前には車20台分ほどの駐車スペースがあり、おそらく駅利用者のものであろう自動車が空きも無く止められていました。もともとは駅員配置駅で、利用者の減少により無人駅となった歴史がありますが、県内の常磐線の他の無人駅と違い発展途上にある駅、そんな印象を受けました。
駅名の駒ヶ嶺は開業時の村名に由来しています。相馬郡駒ヶ嶺村は開業2年後の昭和29(1954)年8月20日に福田村と共に新地村と合併、新地村となり消滅しています。現在は町制施行により新地町の所属に変わっています。
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