猿田
さるだ
Saruda

2004/09/15撮影

この猿田駅より銚子市に入ります。この駅もまだ山越えの途中にある駅。昭和40年代後半に無人化されています。有人駅だったころの名残か駅前に小さなロータリーがあり、ロータリーの真ん中にある花壇には、現在でも数種の草花が植えられています。駅ホームは相対式の2面2線で、鉄筋コンクリート造の待合室を備えます。

開業時の駅住所は海上郡椎柴村。椎柴村は昭和29(1954)年4月1日に銚子市に編入されています。猿田という地名は明治の初期にあった村名で、椎柴村のさらに前の地名です。現在でも駅名として、また住居表示として昔の地名が残っているのは、何とも言えずいいものです。

昭和49(1974)年3月15日無人化。