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2003/08/12撮影 |
日暮里を出て常磐線の線路は右へ大きくカーブします。その終端が三河島です。荒川区の官庁群への最寄駅で、区役所までは徒歩15分程で行く事が出来ます。
昭和37(1962)年5月3日、三河島~南千住間で起きた列車の衝突事故、通称三河島事故と呼ばれる国鉄最大級の事故は死者162人という大惨事を生みました。二重三重の衝突事故だったわけですが、これを教訓に常磐線は他の路線に先駆け、無線設備の充実などを図っています。また、この事故に起因し、三河島の名前その物に悪いイメージがついた感があった為か、住居表示としての荒川区三河島は消滅し(現在の荒川区荒川1丁目~8丁目が三河島でした)、現在はここと京成電鉄の新三河島駅のみにその名を留めています。
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