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2006/08/18撮影 |
涌谷町はかつて涌谷城の城下町として栄えた町で、明治期には遠田郡の郡役所が置かれた同地域の中心的な町でもあります。涌谷駅はその涌谷町の中心部付近に位置する駅です。駅周辺が市街地化しており、町役場は駅からすぐのところに置かれています。涌谷城址は江合川の向こう側に位置しており、駅から1.5Kmほど離れています。
駅ホームは相対式の2面2線で行き違いが可能です。古くから残る木造駅舎内では、みどりの窓口は無いものの、委託による駅業務が行われています。
駅開業時より遠田郡涌谷町の駅です。涌谷町は周囲の村との合併により町域を広げていますが、自治体としては明治22(1889)年より存在する歴史のある町です。駅から5Kmほど離れた黄金山神社には『日本黄金始祖地』の碑が建っています。この地は奈良時代に日本で初めて金を産出した地とされており、神社周辺には資料館などが建てられています。
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