|
2005/04/01撮影 |
市田駅は高森町(たかもりまち)の中心部にあります。駅は天竜川の西側300mほどのところに位置していて、天竜川に接近しています。ここから天竜峡への川下りの船が発着していましたが現在は廃止されています。飯田線内では珍しく鉄筋コンクリート造の駅舎を備えていますが、船下りの観光駅として相応しいものをということで、昭和44(1966)年2月に新築されたものです。
駅ホームは相対式の2面2線で行違い可能です。駅舎内では委託により駅業務が行われており、みどりの窓口も備わっています。
駅開業時は下伊那郡市田村の駅で、駅名も村名に由来しています。市田村は昭和32(1952)年7月1日に隣の山吹村との合併により高森町として町制を施行し現在に至ります。下市田から市田付近にかけては市田柿の産地として有名で、民家の軒先に干された柿をあちこちで目にすることが出来ます。
|